【裁判例】「顔面2箇所の傷跡を残す若年女性被害者」 | 後遺障害の無料相談は弁護士法人ALGへ

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後遺障害裁判例

03大阪地裁平成13年4月24日判決

顔面に2箇所の傷跡を残す若年女性被害者が、自賠責では非該当であったものの、12級に近い大きさである事等から、後遺障害慰謝料200万円が認められた事例

事案の概要

事故態様は、原動機付自転車で走行していた被害女性が、被告車両に衝突されて転倒し、顔や歯等を負傷したというものです。

被害者の顔面には、右前額部と、鼻下から唇にかけて瘢痕等が残りましたが、いずれの傷も12級に至るほどの大きさではなかったため、自賠責では認定非該当となりました。

判決のポイント

外貌とは、頭、顔、首等のように日常露出している部分を指し、自賠法上、外貌醜状に関する後遺障害等級としては、7級、9級及び12級が設けられています。

このうち、一番低い等級となる12級の認定基準は、「外貌に醜状を残すもの」とされており、具体的には、顔面部に関しては10円銅貨大以上の瘢痕又は長さ3センチメートル以上の線状痕で、人目につく程度以上のものとされています。

裁判例における被害者の顔面には、右前額部に陥没及び隆起を伴う醜状痕と、鼻翼から上口唇にかけての瘢痕が残りましたが、いずれも上記認定基準を満たさず、自賠責では非該当と認定されました。

しかし、裁判所は、顔面の2箇所の醜状痕は、単独では12級に該当しないものの、ほぼ12級に近い大きさを有していること、鼻翼から上口唇にかけての瘢痕は顔の中央部に位置しており目立つこと、被害者が未婚の女性であり、今後、結婚相手を探すうえで醜状障害が影響しないとは言えないこと等を考慮し、後遺障害慰謝料として200万円を認定しました。

顔面部に醜状痕が残ってしまった場合、隠す事が難しく、気にするあまり、対人関係等が消極的になったり、仕事に支障が生じたりしうるものではないかと考えます。

大きさが基準を満たさないからと一律に否定するのではなく、具体的に、傷の程度や被害者本人に対する影響を検討した本判例は評価できるものであると考えます。

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