【裁判例】「顔面醜状の男子の後遺障害逸失利益を判断した事例」 | 後遺障害の無料相談は弁護士法人ALGへ

累計相談件数27,398件 [※H19.7~H29.6末まで] 後遺障害のお悩みは医学博士弁護士が率いる弁護士法人ALG&Associatesへ

安心と実績年間相談件数

7,438

※H28.7~H29.6末

全国対応・24時間受付中

フリーダイヤル0120-572-238 CLICKメール問合せ

後遺障害裁判例

06神戸地裁平成25年3月14日判決

顔面醜状の男子の後遺障害逸失利益を判断した事例

事案の概要

X(23歳男性)は、友人であるY運転の乗用車助手席に同乗中、停止中の乗用車に追突した際、フロントガラスに額を打ち付け顔面挫創等で自賠責7級12号認定を受けたため、Yに対し後遺障害逸失利益1,376万5,284円(523万200円[平成22年度賃金センサス・産業計・企業規模計・男性労働者・学歴計全年齢平均年収]×0.15×17.5459[原告:症状固定時24歳:43年のライプニッツ])及び後遺障害慰謝料1,000万円等総額2,725万4,294円を求め訴えを提起した事案です。

裁判所はこの事案につき、本件事故による後遺障害(顔面醜状)が、Xの労働能力に影響を及ぼしているとはいえず、Xの後遺障害逸失利益は認められないとした上で、顔面醜状の事情は後遺障害慰謝料の加算事由として考慮し後遺障害慰謝料を1,300万円と認定しました。

本件において裁判所は、Xは家業の建築関係に従事しており、円満な対人関係の構築や円滑な意思疎通の実現それ自体が職務上中核をなす職業ではないこと、実際原告が会社で稼働するにあたり、営業も含めて仕事のうえでXの顔面醜状が影響する場面はほとんどなく、仮に影響があるとすれば施主との対応や現場の近隣対策等に限定されること、Xは将来会社を受け継ぐことが約束されていること、Xは本件事故後も減収がないことからXの後遺障害逸失利益は認められないとしました。

しかし、Xが将来転職する可能性が皆無であるとはいえないし、Xが顔面醜状を気にする余り、対人関係や対外的な活動に消極的になるなどして、間接的に労働能力に影響を及ぼすおそれもあるから、後遺障害慰謝料の加算事由として考慮することとするとして、後遺障害慰謝料1,300万円と認定しました。

判決のポイント

外貌醜状に関する逸失利益については、傷痕の位置、程度、症状固定時の年齢・職業等を勘案して決めているため明確な基準が確立されていませんが、本裁判例の判旨を検討すると、男子7級でも具体的事情に応じて後遺障害逸失利益が認められる可能性があることが分かります。

弁護士法人ALGの弁護士は交通事故の経験が豊富ですので、外貌醜状の事案についても適切な損害賠償金を獲得します。安心してご相談下さい。

安心の弁護士費用

後遺障害のお悩みは、医学博士弁護士が率いる交通事故・後遺障害チームへご相談ください。

  • 24時間受付
  • 年中無休
  • 全国対応
  • 安心と実績年間相談件数

    7,438

    ※H28.7~H29.6末

    1日平均30件のご相談を頂いています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

部位別の後遺障害

TOPへ戻る