【裁判例】「主婦の外貌醜状について労働能力の喪失が一部認められた裁判例」 | 後遺障害の無料相談は弁護士法人ALGへ

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後遺障害裁判例

11東京地裁平成22年8月31日判決

主婦の外貌醜状について労働能力の喪失が一部認められた裁判例

事案の概要

歩行中だった原告が交差点を横断していた際、被告運転の自動車に衝突された事故につき、原告が下顎挫傷、左上第4ないし6歯牙破折などの傷害を負い、後遺障害として外貌醜状、歯牙欠損(行為障害等級併合7級)を残した事案です。

裁判所はその他の後遺障害と併せて原告の外貌醜状についてもその労働能力喪失を検討し、「原告が主婦であるからこれが大きく労働能力に影響するとは考えられないが、主婦であっても人と接する仕事は少なくないし、労働能力に影響が全くないとはいえない」として、その他の行為障害と併せて労働能力喪失率16パーセント、労働能力喪失期間41年を認めました。

判決のポイント

交通事故の被害者の方の外見に醜状痕が後遺障害として残ってしまった場合、加害者側から外見に醜状痕が残ったとしても今後の労働能力には影響しないと主張してくることが一般的です。

この点につきまして、被害者の方が就いている仕事が、外見が重要となる仕事(例えばモデル)であった場合外見の変化が仕事に悪影響を及ぼすことは言うまでもありませんから、労働能力喪失が認められる(その結果として逸失利益が認められる。)ことには問題はないでしょう。

では、そのような仕事に就いていない人についてはどう扱われるのでしょうか。この争点に関しては様々な裁判例が出ているようですが、ここで紹介する裁判例は、主婦の方が被害者である件につき労働能力喪失を認めたものです。その理由について裁判所は「主婦であっても人と接する仕事は少なくないし、労働能力に影響が全くないとはいえない」ことを挙げています。

さて、この事案では被害者が女性でしたが、男性の場合、すなわち主「夫」の場合はどう処理されるでしょうか。後遺障害等級を類型化した自賠責行為障害別等級表におきまして、以前は外貌の醜状につき男女で等級が異なる扱いがなされていたのですが、平成22年6月10日以降に発生した事故においては、男女関係なく、醜状の程度に応じて7級(著しい醜状)、9級(相当程度の醜状)、12級(醜状を残すもの)が認定されることになりました。

このような男女を区別することなく後遺障害等級を認定するとの方向性からすれば、被害者が男性であってもこの裁判例と同じような判断が下される可能性は十分ありうるものと考えられます。当事務所では事案に応じてこのような交渉も致しますので、ぜひ一度弁護士法人ALG&Associatesにご相談ください。

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