むち打ちの後遺障害等級認定について | 後遺障害の無料相談は弁護士法人ALGへ

累計相談件数27,398件 [※H19.7~H29.6末まで] 後遺障害のお悩みは医学博士弁護士が率いる弁護士法人ALG&Associatesへ

安心と実績年間相談件数

7,438

※H28.7~H29.6末

全国対応・24時間受付中

フリーダイヤル0120-572-238 CLICKメール問合せ

むち打ちの後遺障害等級認定について

1|むち打ちの等級認定とは?

前述したとおり、むち打ち後遺症が該当する可能性のある後遺障害等級は、主に以下の2つだと言っていいでしょう。

一つ目が、12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」であり、もう一つが、14級9号「局部に神経症状を残すもの」です。

後遺障害等級は、数字が小さくなればなるほど重い後遺障害ですので、12級の方が重い後遺障害として認められたことになります。

では、むち打ちが、14級9号と認定されるか、12級13号と認定されるかについては、どのようにして区別されているのでしょうか。

これは、一般的に、12級の場合は「障害の存在が医学的に証明できるもの」であり、14級の場合は「障害の存在が医学的に説明可能なもの」あるいは「医学的には証明できなくとも自覚症状が単なる故意の誇張でないと医学的に推定されるもの」として区別されていると言われています。

しかし、これだけでは抽象的すぎますので、以下、具体的に見ていきたいと思います。

2|むち打ちでの後遺障害等級14級の認定

前記した通り、14級9号の「局部に神経症状を残すもの」とは、「障害の存在が医学的に説明可能なもの」あるいは「医学的には証明できなくとも自覚症状が単なる故意の誇張でないと医学的に推定されるもの」という考え方がされていると言われています。

医学的に説明可能・単なる故意の誇張でないと推定されるものとは、どういう場合をいうかと言いますと、症状の原因が、「事故によって生じた身体の異常である」と説明可能な場合をいいます。

そのため、むち打ち後遺症の存在を医学的に証明できるまでの他覚的所見はないけれども、症状が存在してもおかしくないような身体の異常(例えば、椎間板の変性が認められ、神経学的検査で神経症状を示すような所見が得られているなど)が確認できる場合は14級9号が認められやすいと言えそうです。

これに対し、身体の異常を基礎づける他覚的所見が全くなく、自覚症状のみでは等級非該当となることが多いと言えます。

3|むち打ちでの後遺障害等級12級の認定

前記したように、12級13号の「局部に頑固な神経症状を残すもの」とは、「障害の存在が医学的に証明できるもの」であると言われています。

ここでいう「医学的に証明できるもの」とは、交通事故によって身体に異常が生じ、医学的見地から、その身体の異常により現在の障害が発生しているということが、他覚的所見をもとに判断できることであると言われています。

では、その他覚的所見とは何かといえば、種々の検査結果をいい、X線、CT、MRI、脳血管撮影などの画像所見だけでなく、深部反射検査、病的反射検査(上肢であれば、ホフマン、トレムナー、下肢であれば、バビンスキー反射、膝クローヌス、足クローヌスなど)、スパーリングテスト、ジャクソンテスト、知覚検査、徒手筋力検査(MMT)などの神経学的検査による所見を含みます。

これらの他覚的所見によって、その障害が医学的に証明できない場合には、12級13号の後遺障害と認定されません。

ただし、他覚的所見といっても、画像所見と神経学的検査所見の種類等によっては客観性に高低があり、証明力が相異します。

画像検査は客観性が高いと言えますが、知覚検査、筋力検査の様に被験者の協力が必要な検査は客観性が劣ると考えられています。

では、どの程度の他覚的所見が必要かについてですが、一般的に、自賠責において求められる他覚的所見とは、「被害者が訴える身体の異常の原因が神経系統の損傷ないしは回復困難な機能的障害であることの証明となる所見」を意味するとされているのに対し、裁判所の言う他覚的所見とは、「被害者の訴える異常状態が存在すると推定できる異常所見があればよい」と考えていると思われ、両者の判断が異なることがあります。

具体的には、自賠責の等級認定の場合、「神経系統の障害」について、画像所見ないしこれに準じる程度の信用性のある検査所見が要求されるのに対し、裁判所の基準の場合、「被害者の訴える異常状態が存在すると推定できる異常所見」があればよいと考えているように思われ、自賠責において14級または非該当とされたのに対し、判決では12級が認定された事例も少なくありません。

ただし、裁判実務では、そのような場合に12級を認めたうえで、素因減額により賠償額を調整する手法が採られる傾向にあると言える点に注意が必要です。

以上より、むち打ち後遺症で12級13号が認定されるために、最も必要な所見としては、画像所見だと言えるでしょう。

そのため、交通事故に遭ってしまった場合には、必ず画像検査を行ってもらいましょう。

特に、レントゲン(XP)だけで器質的損傷状態を確認することは困難ですので、MRIを取ったほうが良いといえます。

これはMRIの方が、脊髄、人体、椎間板、神経根など頚椎を指示する軟部組織の抽出に有効であり、とりわけ、神経症状の強い場合や、慢性期についての検査有用性は高いと言われているからです。

その他むち打ちの解説について
むち打ちと交通事故関係について
むち打ちの症状
むち打ちの後遺障害等級について
むち打ちの後遺障害等級認定について
むち打ちの種類
慰謝料の計算
むち打ちの治療
むち打ちの症状固定と保険
慰謝料の相場
治療打ち切り・休業損害
むち打ちの示談金
むち打ちの後遺症
むち打ちの症状固定までにすべきこと
むち打ちの裁判例
むちうちの後遺障害診断書作成
むち打ちのページに戻る
安心の弁護士費用

後遺障害のお悩みは、医学博士弁護士が率いる交通事故・後遺障害チームへご相談ください。

  • 24時間受付
  • 年中無休
  • 全国対応
  • 安心と実績年間相談件数

    7,438

    ※H28.7~H29.6末

    1日平均30件のご相談を頂いています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

部位別の後遺障害

TOPへ戻る